2018年08月30日

生コン現場レポート

酷暑の中、暑中コンクリート打設を高性能AE減水剤で対応!!


某橋梁施工現場において、

・コンクリート配(調)合 → 30-12-20-H
・打設量 → 60m3
・運搬時間 → 1〜1.5時間
・打設完了までの時間 → 2時間以内

の条件で打設を実施。

高性能AE減水剤を適用して、コンクリートの品質(スランプ保持を確保し、流動性を損なわない)を維持し、厳しい条件での打設を可能にした。


打設コンクリートの配合及び材料を以下に示す。

表-1 配合
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表-2 使用材料
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*細骨材:@Aを7:3の割合で混合使用


コンクリートの練上り温度(材料温度の管理)、荷卸し時の温度(運搬時の温度上昇抑制)、配車計画(待機時間を最小)等を考慮し、打設計画を立てた。


練上り直後のコンクリートのスランプ:12.5cm

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練上り後1.5時間経過(一輪車に静置放置)後のスランプ:11.5cm

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現場荷卸し時(運搬時間1時間15分)のコンクリートのスランプ:12.0cm

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コンクリート試験状況

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荷卸し状況

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打設状況

20180830-008.jpg

打設後の養生状況

20180830-009.jpg


様々な暑中コンクリート対策を行うことと、優れた高性能AE減水剤を使用することで、流動性を損なわずに打設が可能であることが実証できた。

進化する化学混和剤!! 多種多様のニーズに対応することが可能となる。しかし、過信してはいけない。適切な施工計画に基づいた打設が大切であることも実感した。


新東産業株式会社 営業担当:加藤郷典




posted by 新東産業 at 09:00| 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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