2008年07月31日

ボストン研修旅行記 vol.1

ボストン研修記

 どんよりとして今にも雨粒を降り落としそうな雲、煉瓦造りのアパートメントが建ち並ぶ街並み。早朝、ホテルのカーテンを開けた時に見たボストンの町の印象はロンドンのイメージそのものです。
 歴史は古く、アイリッシュからの移民の人々が多く在住。昔からの教会や建物等、その文化をそのまま保存、保護している。そして、それらをチャーリス川近くやダウンタウンに聳える高層ビルと素晴らしく調和しているのがボストンの町です。
 マサチューセッツ州ボストンは、ハーバード大、MIT、ボストン大、ボストンカレッジ、マサチューセッツ大等、全米でも有数な名門大学が揃うキャンパスタウンでもあります。その為か、夜間の散策?に出歩いてもさほどの恐怖感もなく堪能できました。
 おりしも6月6日は、ハーバード大の卒業式。ホテルも満員、街は熱気に溢れていました。(あの黒い帽子を空へ投げ上げるシーンを見たかった!!!)

 どうでしょう、おぼろげでもボストンの雰囲気をイメージできましたでしょうか?


 さて、本題のケンブリッジにおける研修ですが、米国の代表的な生コン工場見学とGRACE本社、コンストラクション部門とのビジネス交流について語ります。

 生コン工場はだだっ広い敷地の中に骨材のオープンストックヤード、材料計量プラント、その操作用パソコン及びモニターが各々1台の簡素な移動式プラント。人員は、操作するオペレーターが一人。日本のバッチャープラントにある様な混錬りミキサーはありません。従って、生コン製造の重要な役割を果たすのは配送するドライバー。彼は現場荷下ろし時点にてミキサー車で生コンを混練し、適正なスランプに調整して排出する。スランプメーターまで装備したミキサー車に唖然…

グレース社工場見学1
【ホッパーと投入口が日本とは逆。キャビンから全て自動でできる。】

グレース社工場見学2
【管理システムはシンプル】

グレース社工場見学3
【生コンのチェックは運転手任せ】


 ダイナミックで合理的なアメリカン魂、服装もポロシャツにジーンズ、ウォーキングシューズといった出で立ち。安全靴もヘルメットも被らないラフなスタイル。やや安全面については疑問も・・・


 GRACE・コンストラクション部門との交流は、

1.GRACE社のBusiness Overview
2.日本における混和剤ビジネス
  日本独特の業界の構造(JIS A 5308、生コン工場、販売店制度等)
  約450億円の混和剤市場、技術サービスの内容
  耐震構造による高強度コンクリート、乾燥収縮対策
  高性能減水剤(ポリカルボン酸系)の普及
  混和剤の販売促進ワークの技術サービスの違いが大きく、議論がヒート
3.Lab Tour(研究所見学)
4.GRACE社 Presenteation
  ・コンクリートの将来とGRACE社の役割
  ・高性能テクノロジーの開発
  ・スランプ等の品質管理テクノロジーの開発
  ・景観・美観材料(洗い出し他/バイオテクノロジーの応用・環境配慮製品)
  ・防水シート

 歓迎パーティでは、時間が足りなかった題材でさらに議論。なかなかその溝は埋まらなかったが日本の実情について理解は得られたものと思う。大きなロブスターに舌鼓を打ち、アルコールも廻って、Speak Englishもいつしか流暢に・・・雑談も交え親睦を深め、日米の混和剤ビジネスの交流を図ることができたと自負しております。
 文化や市場環境が異なりますが、顧客が何を望み、我々が何ができるか、そして、顧客にマッチした商品を造り、提供することが使命であると痛感した限りです。

 最後に、本研修を企画して頂いた当社、田邊会長とGRACE社コンストラクション部門担当者の方々に深く感謝し、厚く御礼の言葉を述べ研修記とさせて頂きます。(社長 吉川省二)


posted by 新東産業 at 09:00| 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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